平成28年師走 |
平成28年皐月 |
平成27年睦月なぜ こんなに見飽きないのかと思うほど 空が好き。 木 はひとつも言葉 をもっていない |
平成26年神無月 毎日、戸外へ出かけていった一人の子どもがいた |
平成26年文月 わたしのねがいは |
平成25年弥生 |
平成24年11月 |
平成24年8月 |
23年9月 48号車から降りた途端、鼻の奥に夏の森のにおいが広がり、こだまするように響く、ミンミンゼミと、ヒグラシの声に包まれました。最近の名古屋はアブラゼミとクマゼミばかりで、今年初めてのミンミンゼミ。やっと会えたね、という感じ・・・。 この場所で生まれた。この場所で |
23年7月 47号ある日会社に戻ったら何やらワイワイ賑やかでした。 鳥は生を名づけない |
23年4月はぁ~、きれい…。 こよみがあるから こよみをわすれて |
23年2月静かに空から舞い降りる雪が、知らぬ間に、周りを白一色に染め上げ見慣れぬ景色が現れていました。止むことなく舞う雪を見つめているうち、心がどんどん遡ってゆきました 内省は自分の内部に渦巻く対立を理解する鍵となるもの |
22年11月秋来ぬと、目にはさやかに見えねども…、と詠まれたような、かすかな気配に秋の訪れを感じることの難しかった今年の秋。それでも窓辺に広がるケヤキの樹幹から見える空が広くなり、朝夕の、シャッシャッという竹ぼうきで掃く音が、ザッーザッーという落ち葉を集める重い音に変わり、心待ちしていた紅葉の季節の始まりを教えてくれました。 |
22年9月夕暮れ間近の傾きかけた西日を受けた木々が、スポットライトを浴びたかのようで、陰になった周囲との際立った明暗が美しく、ベランダで見惚れていました。 春暮れてのち夏になり、夏果てて秋の来るにはあらず。 |
22年7月 雨に濡れそぼったスズメがベランダの中に入って雨宿り。器用に羽根を広げ、丁寧に櫛けずるように、くちばしですいています。大きく広げた羽根が透けてとてもきれい。ちょっと小ぶりな、この子はこの前巣立っていったあの子かしら、と思ってしまいました。 今年も、緑が濃くなった。 |
22年5月団地の廃品回収で北のベランダにためてあった段ボールを出したところ、妙に枯れ枝や草が落ちています。 小鳥は 小えだのてっぺんに、 |
平成22年3月春を待つ雑木林に、風花まじりの通り雨が駆け抜けました。直後に、陽が射しこみ落葉の上の雨滴が宝石のようなきらめきを放ちました。 明日、私が出発すると言わないで下さい |
平成22年1月冬枯れの森の木立から、少しばかり残った朽ち葉がパサッ・・・、パサッとしめやかな音を立てて舞い降りています。朝はごうごうと鳴る風に身体全体をゆすらせていた木々も今はしんとして、耳が痛くなるような静けさに包まれていると森にとけてゆくようです。 尊敬は最も単純なところから始まる (今日という日は贈りもの ナンシー・ウッド) |
平成21年11月台風一過の翌朝、抜けるような青空に鼻歌交じりに洗濯物を干しながら、ふと見ると空中にきらきら光る一本の線。 しなやかなものは固いものに勝つ。 |
平成21年9月じゅく じゅく じゅく、雀たちのにぎやかな声がします。 朝の、光。窓の外の、静けさ。 |
平成21年7月ある日、珍しくお昼頃買い物に行きました。折角なので、ほんのちょっぴり遠回りして公園の中を通り抜けたところ、木の下一面白いクローバーのお花畑。つい誘われて座り込んだところ、甘い香りが漂い、うっとりします。 今日は死ぬのにもってこいの日だ |
平成21年4月寒さがやわらぎ、空気が少しとろんとして、春の気配が漂い始めたある朝早く、外の空気に触れたくてベランダに立ちました。 春の朝 |
平成21年2月毎朝の通勤途上に通る下町の住宅地。きれいに掃除された道路では、井戸端会議が開かれ、昔ながらの喫茶店に常連さんが自転車で三々五々集まって、お祭りともなれば提灯を吊るした笹が家々の軒先に飾られる地域です。 死ぬということは モーツアルトを聴けなくなることだ |